やってきました、2024年初の小高。
今シーズンはまだ雪を見ていない。
天気は荒れる予報。
新品のスタッドレスタイヤにすべてを任せて、雪道を楽しめる予定で向かったものの、ひたすら寒さに尽きる2日間でした。
1月も下旬になり、浮船の里は相変わらずの毎日です。
大寒を前に、久米さんは夏に向けてストールの製作を始めていました。
葉っぱを煮たり、あるいは生のまま使ったり、藍をさまざまに加工して染めた糸を仕掛けて、シャーッシャーッと穏やかにシャトルを動かします。
少し織っては、物差しでブロックの大きさをチェック。
いい色だなぁ。
久米さんが好きそうな、やさしい色合い。
桑畑をお借りしている佐藤さんご夫妻にあいさつに行き、桑刈りの相談も済ませてたらもう夕方。
今日は店じまいです。
リクエストに応えてくれて、この日のお夕飯は。。。
牛丼とポテトサラダ!
塩麹漬け白菜と、手作り味噌のお味噌汁も。
汁だくの牛丼、おいしかったなぁ。
調理中にカメラを向けると、いつもどおりちゃんと、笑ってくれます(笑)。
小高も久米さんも、変わらずでした。
夕飯時、お父さんと久米さんの、13年前の震災直後の話になりました。
知り合って12年ほどですが、まだまだ知らないことばかり、初めて聞くこともたくさん。
いつだか話してくれた、「ガソリンは半分まで減ったらすぐに満タンにする」という教えはしっかり守っています。
あっという間に2日が過ぎ、帰りはしっかり雪に降られての道中でした。
(裕)