鍋のなかで踊るのは…

2016年8月20日

湿気がものすごい8月20日の小高。村上海岸はもやがかかって真っ白です。今日も朝から、浮船の里は忙しい。久米さんは、5月に育てたぐんまこがねの「手びき」に挑戦しています。

繭100個を鍋でくつくつ煮る→糸口を見つける→左手でまとめながら右手で送る。

文字ではちんぷんかんぷんだと思いますので、写真を。まず繰りはじめる前の繭玉が、感動的に美しいことをお伝えしたいです。踊る小教祖小いと小

久米さん、楽しそうに手を動かしていますがご本人いわく「結構、必死!」だそう。見ているこちらは、お鍋のなかで繭玉がぷくぷく踊るのがかわいらしくて。動画は久米さんのフェイスブックでご覧いただけます。

こうして直径60㎝の盥にふんわりと、糸が繰りあがりました。

こちらがぐんまこがね。できた糸小

こちらはその前に繰り終わっていた白。

白い糸小乾燥ののち撚糸をかけて完成です。