「一歩ずつ着実に歩んでいきたい」
一年前の、久米さんの言葉です。
数か月ぶりに訪れた小高。
毎日を積み重ねてきたから、今日があるのだと実感しました。
大切に育てたお蚕様が、一生懸命 糸をはく 健気な姿を見ていると、
糸を紡ぐ指先にも、自然と愛情がこもります。
そしてついに、浮船織姫の手によって、明治時代の織り機が始動しました!
縁あって、はるばる京都からお嫁にきたのだそうです。
糸はもちろん小高産。
「養蚕、糸作り、染め、織り、すべての工程を自分たちの手でやるのが夢・・・」
その夢は今、現実になりました。
1年後、5年後、10年後、どんな小高になってるんだろう。
大変なこともたくさんあるけれど、
それに負けないくらい たくさんの笑顔が、ここにはあります。
ワクワクが膨らんだ一日でした。
(友美)