教訓

2020年6月24日

朝一番で、車がぬまった。

これがどういう状況か、伝わるでしょうか。。。

 

正解は、「泥にハマった」でした。

これはぬまった状態から脱した後に、怒る準備をしている久米さん。

ではなく、安堵している久米さんです。

小高は昨晩から雨が降り続いていました。
車1台通れる細い道(かろうじて轍あり、程度)を、「バックで車道に戻るか、前進して右前方の空き地でUターンしたら」と、助手席の久米さんが言ったのは確かに聞いていました。

わたしは、「ほんの少し前進して左手の空き地でUターン」をしました。
左手の空き地はもともと畑だった場所だったそうです。
加えて降り続く雨。
柔らかな土はデコボコになり、そこに左前輪と右後輪が埋まった結果、「ぬまり」ました。

ドライブとバック、どちらでアクセルを踏んでも「ブーン!!」と虚しい音が空を切る。
車体を押してみたり、車輪の下に段ボールを敷いてみたり、ややしばらく奮闘しました。
久米さんに運転を代わり、幾度かハンドルを切り直してやっと脱出できた次第です。

(中心部から離れた山中にJAF来てくれるかな、と内心本気で心配)

車道に出ても止まらない笑いの途中で、久米さんに言ってみました。
「人生、前進あるのみでしょ!?」
「言うこと聞いて、前進して『右の空き地でUターン』すればよかったんじゃないの!?」

おっしゃる通り。
でも、左の空き地だって、平らに見えたんだもん。

昨日、ブログのネタがお蚕さま以外にないねぇと話していたのを、小高のかみさまに聞かれていたんだな、きっと。

浮船に戻ると、お腹を空かせた蚕たちが待っていました。


前日夕方にあげた桑の葉に、鈴なりの蚕がぶらさがるのは5齢ならでは。
明らかに、また一晩で大きくなった蚕たちですが、掃除をしたあと葉にくっついているのを見逃してしまうのは相変わらずです。

今日は里美ちゃんに、これだけ救われました。

 

午前中で体力を使い果たしたので、お昼は浪江まで出張っておいしいものをいただきました。


教訓。
年長者の言うことは、素直に聞くべし。

(裕)