藍の生葉染め体験

2019年7月28日

久米家に寄宿中のトレントンをはじめ、オレゴン州のペンドルトン高校からホームステイしている6人が先日、浮船の里で藍の生葉染め体験に挑戦しました。先生は、織り姫の里美ちゃん。かっぱに身を包み完全防備し、藍の葉を水に漬けます。葉をもみだした液に、コースターとハンカチを浸して待つこと約5分。

液からひきあげて絞ると、最初は緑色だったコースターやハンカチが、太陽の下で空気に触れみるみる青色に変化。その様子に、高校生たちは驚いていたそうです。

水洗いして乾燥したコースターとハンカチは、お土産に。日本での藍染め体験に、高校生たちはどんな感想を持ったのでしょう。どんな偶然か、彼らが暮らすオレゴン州の州の色が「インディゴ」=藍なんだそうです。

藍の生葉染めは花が咲くまで、8月いっぱいくらいは体験できるそうです。

 

 

馬かっぽかっぽ、藍すくすく

2019年7月27日

久米家ではいま、オレゴン州からの交換留学生・16歳のトレントンを、ホストファミリーとして受け入れています。折しも浜通りの一大イベント「相馬野馬追」の真っ最中、あすの神旗争奪戦を前に、小高市内にも行列が来たので、彼も誘って見に行きました。

4歳くらいの男の子が、馬の背中の真ん中にちょこんと座る姿や、被り物からのぞく視線の美しさにドキッとしたり、お馬さんはもちろんですが、見どころはいろいろ。トレントンは、行列の途中でご信心を集める白い装束の人たちに興味津々。「なんて言ってるの?」と聞かれ、英語で説明するのに苦労しました。

お蚕さまに食べてもらう桑を育ててくださっている佐藤さんご夫妻、今年は藍も植えてくださいました。雨の恵みが切れなかったからか、葉っぱ、青々。留学生たちには藍染め体験もしてもらったそうです。あすの台風はどうなることやら。いまは青空に、さわやかな風吹く小高です。 (ゆ)