梅雨らしい空模様の続く小高です。
けれど毎朝、わたしたちが桑刈りに行くときには、雨脚が弱まってくれます。
お蚕さまの食べる量が目に見えて増えてきたので、つくる桑の束も大きくなってきました。
背負うとこんな感じの束を、今日は6束半ぺろりと平らげてくれました。
久米さんいわく、「もりもり食べるのは明日までかな~」
これからだんだんと、上蔟の準備に入るのです。
蚕ちゃんたち、日に日に存在感を増し、成長の早いコは7センチ超になりました。
(個人的には、浮船の里で使っている定規が横浜FCのステッカー付き、というのが一番のツボです)
この食欲旺盛な方たちにかかると、前日の晩にたっぷり置いていった桑も一晩でこの通り。
葉脈は固いからきらいなのね、きっと。
と、分かりやすい食べ残し方。
向かって左手がお食後、右手がお食事です。
久米さんが、蚕部屋のお掃除中にすっとんきょうな声をあげました。
今日はいったいなに?
と思ったら。。。
どうやったらお洋服に2頭も蚕がくっつくんでしょう。
わたしには1頭もつきません。
なにが違うの、蚕ちゃん。
(裕)