去る2月11日に、いつも大変お世話になっている農工大へ行って来ました。
この日は各サークルの作品展ということで、一般の見学の方々もたくさんいらっしゃいました。
絹サークルのブースでは座繰りの実演を見学後、体験させていただきました。
直接指導していただけて、糸を足すときの感覚や、コツ、便利な道具のことまで丁寧に教えていただきました。
おそらく自己流ではわからなかった、糸を手引きする方法も伝授していただき、糸作りが楽しくなりそうです。
次に織りサークルのブースへ。
初めて見る幅の織り機や長いシャトルに驚きつつ、実演をされている方にお話を伺ったり組織図の読み方を教わったり・・・。 目からうろこがたくさん落ちる思いでした。
その後は自動繰糸機や自動織り機など、近代化の中で誕生し日本の絹産業を牽引していたであろう数々の道具を見学させていただきました。
この機構をつくりあげた日本の技術力は本当に世界に誇れるもののひとつだと思います。
資料展示室にも足を運びました。ここにある歴代の絹に関する道具の数々に圧倒され、また新鮮な驚きにも包まれ、とても素晴らしい絹の世界にどんどん引き込まれる感覚に襲われながら、あっという間に予定時間になってしまい農工大を後にしました。
農工大の皆様、大変お世話になりました。いつも本当にありがとうございます。
私たちを支え、応援してくださる皆様に深く感謝申し上げます。