2日目、朝から桜染液を使ったストールの本染めをしていただきました。実は今回の日程に合わせて、生成り色のストールを織っていたのでそれを使いました。
染めるときには、きちんと同じ糸や布で試し染めします。今回は初めてなので、前日に試し染めもきっちり教えていただきました。
まず、染める布や糸は事前に水につけておき、しっかり浸水させます。うまく水を吸わないものは鍋で煮ます。
桜染は先媒染なので灰汁につけておき、それから染液と一緒に火にかけます。
だんだんと赤くなります。ストールも素敵な色に染まってきました。
きれいに染め上がったストールを優しく洗い、優しく絞り乾かします。
小高の桜で、小高の水で染めたこの色は、ここにしかない小高の色だと金田さんは言ってくださいました。
今年のお蚕様の糸で染めるまで、きちんと練習をして、小高の色を糸に宿らせることができるように練習したいと思います。