南相馬市小高区で第1回芋こじ会を行いました。
芋こじ会とは、仮設住宅等に住んでいる小高区の住民たちによる話し合いの場です。
「芋こじ」とは、相馬藩の農村復興に尽力した二宮尊徳が、農村復興に際して行なったという村人同士の話し合いの名にちなんだもの。水の中で互いにこすりつけ合うと泥が落ちる里芋のように、村人たちが互いに磨き合いながら、復興の方策を考え、心を一つにする。そのための話し合い、学び合いの場を尊徳は「芋こじ」と呼んだのです。
小高出身の参加者9名からは、震災直後~今後についてまで絶え間なく様々な話があり、約1時間半があっという間に過ぎ、まだまだ話し足りないという場になりました。
また小高については、仮設住宅と借り上げ住宅、ゴミの問題、東電について、戻るか戻らないかなどなどいろいろな話が出ました。