小高にお蚕様から作った真綿を桜で染めて、毎日毎日地道に紡いでやっと形にすることが出来ました。
改めて作り上げたものをじっくり見て、いろんな方にも見て頂いて、浮船の里で作っていきたいもののひとつに決まりました。
これはまだ完全なる天織ではないのですが、昨年大変お世話になった方々に差し上げることになりました。
やさしい草木染めの色合いに、やさしい手つむぎの糸がぴったりで、とても嬉しくなりました。
この純粋な感動をいつも胸に、糸をつむぐこと
その糸に小高の色をそっと添えて、来てくれる人を待っていたいです。