29日からの雪が、小高を包みました。
群馬県から、浮船の織姫・里美さんの先生、金田さん夫妻がいらっしゃいました。
健太郎さんから新しい織り方を習う里美さんの隣で、わたしたちは奥さまの奈々さんにワークショップを開いてもらいました。
櫛や輪ゴム、クリップを使ったお手製の織り機で、ちいさな作業の繰り返し。糸は金田さん夫妻が育てた蚕をご自身たちで染めたもの。藍の生葉や桜、枇杷などニュアンスのある色がなんとも美しい。糸選びから、個性が出ます。たて糸の本数で出来上がりの幅が変わるので、これも好みにより個性が出ます。
狭い幅を、手が行ったり来たり。3時間で、出来上がったのは―。世界にひとつだけのブレスレット。
絹糸の光沢がとてもやさしいです。
小高の糸を使って、浮船でも出来そうなワークショップ。蚕部長の永木さんに織り機を作ってもらうようにお願いしました。ひとつの工夫が新しい発想とつながりを生むのですね。
ブレスレット、大切にします。(裕)